ubuntuでWindowsXPを使う Wine編

VMWareではWindowsXP自体をubuntu上で動作させましたが、WineはWindowsのアプリケーションを動作させるためのツールです。

■Wineのインストール
 synapticで「wine」を探してインストールすればOK。
 「アプリケーション」に色々と追加されるのでその中からアクセサリにある「Wine File」を起動する。
 エクスプローラーライクなファイルブラウザが起動するので、(マルチブートであれば)Windowsディスクを閲覧して、動きそうなのをダブルクリックしてみる。
 動作可能であればそのまま起動するし、だめなら反応なし(ノД`)

 私の使いたかったものの1つにID Managerってのがあるのですがそれは動きました。
 恐いので書き込みはしていませんが、見るだけなら十分。
 Ez-htmlも動きました(プレビューはうまくいかなかった・・・)。
 画像・映像的なものは起動しないのが多いですが、余りデバイスに依存してなさそうなアプリケーションは結構動いてくれました。

■WineでIE
普通にはIEは起動しないのですが、Wine用に作られたIE?があるのでそれを使います。

sudo aptitude install wine cabextract msttcorefonts

wget http://www.tatanka.com.br/ies4linux/downloads/ies4linux-latest.tar.gz
tar zxvf ies4linux-latest.tar.gz
cd ies4linux-*
./ies4linux

いくつかの簡単な質問に答えてインストールが完了すると、デスクトップにInternet Explorer 6.0のショートカットができます。
IE6 SP1?、IE5.5 SP2、IE5.01 SP2をインストール可能で、Flashなどもインストールしてくれます。
これでLinuxでもIEでの確認ができます。
IE7があるかどうかはまだ調べてませんっ。

■参考
Debian:etch:Wine:IE <http://now.ohah.net/setu/wiki.cgi?Debian%3Aetch%3AWine%3AIE>

SNES・NESエミュレータ

ファミコンのエミュレータNESとスーパーファミコンのエミュレータSNES
まさかこれがあるとは思っていなかった。

・NES FCEUUltra

Synapticから gfceu をインストール

・SNES zsnes

Synapticから zsnes をインストール

エミュ自体はまともに動いてる感じです。
うちは「ELECOM JC-PS202U series」でPS2コントローラーを繋いでいるのだが、ボタンの長押しができず連打になっていて、まともにはプレイできなかった。
しかし、実際あまりプレイする予定はないので、コントローラーをまともにする方法は探していない・・・。

■参考
作業日誌/entry <http://debugito.bblog.jp/entry/383637/>

ubuntu 動画編集 cinelerra LiVES ffmpeg

Linuxで作業するにはここをクリアしておきたい、そんな動画編集。
特にwmvファイルをどうにかしたい。

■まずは再生
まずは再生できないと話にならないが、これはubuntu標準のgstreamerでwmvなどを再生しようとすればコーデックのインストールを促してくれるのでそれに従って導入すればOK

■動画変換
ffmpegを使えばwmvを好きな形式に変換できる。
ついでなので色々変換できるffmpegを作る。

1.必要なコーデック関係インストール
$ sudo apt-get build-dep ffmpeg
$ sudo apt-get install liblame-dev libfaad2-dev libfaac-dev
  libxvidcore4-dev liba52-0.7.4 liba52-0.7.4-dev libx264-dev

下のページの一番下から「w32codecs_20060611-0.0_i386.deb」を持ってきてインストール。
http://seveas.imbrandon.com/dists/edgy-seveas/all/

2.ソースを取得
$ svn co svn://svn.mplayerhq.hu/ffmpeg/trunk ffmpeg
(subversionをインストールしていなければ、sudo apt-get install subversion をやってから。)

3.コンパイル
$ cd ffmpeg
$ ./configure –enable-gpl –enable-pp –enable-libvorbis
  –enable-libogg –enable-liba52 –enable-dc1394 –enable-libgsm
  –disable-debug –enable-libmp3lame –enable-libfaad
  –enable-libfaac –enable-libxvid –enable-pthreads –enable-libx264
$ make
$ sudo make install

@ffmpegの使い方
まずはオプションや対応しているコーデックを出力しておくと便利。
・ffmpegのオプション一覧
ffmpeg -h > ffmpeg.txt

・ffmpegのフォーマット・コーデック一覧
ffmpeg -formats > formats.txt

・ffmpegの使い方の基本は下記の形
ffmpeg 入力オプション -i 入力ファイル名 出力オプション 出力ファイル名

例)
・動画をwmv2に変換(一応、出力ファイル名の拡張子でコーデックを自動判別してくれる)
ffmpeg -i xxx.avi -vcodec wmv2 xxx.wmv

・動画をflvに変換(flvはサンプリングレートが44100、22050、11025)
ffmpeg -i xxx.avi -vcodec flv -ar 44100 xxx.flv

■動画編集
動画編集は今のところ下の2つを試したが、WindowsMovieMakerの簡単さにかなうものはないw
あと、SEffectのような局所的なエフェクト効果(モザイクとか)をつけるのもないかなぁ。
cinelerraはマスク的なことできそうな感じがするのだが、いまだ使い方が・・・。

・cinelerra
・LiVES

他にも色々:http://real-baishi.net/index.php?Linux%20%A5%E0%A1%BC%A5%D3%A1%BC%A1%A6%C6%B0%B2%E8%B4%C4%B6%AD

・cinelerra
 動画編集ソフト「CINELERRA」のインストール方法
 Heroine Virtual: Cinelerra <http://heroinewarrior.com/cinelerra.php3>
 公式サイトからソースをダウンロードしてコンパイルしてもOK。
 でも、下の方法のが楽。

1.sudo gedit /etc/apt/sources.list
2.自分のCPUの種類にあわせてソースリストにリポジトリを追加。
– i686:
    deb http://www.kiberpipa.org/~gandalf/ubuntu/feisty/cinelerra/i686/ ./
– athlonxp:
    deb http://www.kiberpipa.org/~gandalf/ubuntu/feisty/cinelerra/athlonxp/ ./
– pentium4:
    deb http://www.kiberpipa.org/~gandalf/ubuntu/feisty/cinelerra/pentium4/ ./
3.
 sudo apt-get update
 sudo apt-get install cinelerra

非常に多機能な動画編集ツール。
ただ、wmvを直接読み込めないのでffmpegで変換してから読み込む必要がある。
正直なところいまいち使い方がわからないorz

・LiVES
 インストールは http://www.getdeb.net/release.php?id=978 からdebファイルをダウンロードしてインストール。
 ちょー楽。

 動画を切り取ったり繋げたりするだけならLiVESは簡単なインタフェースで使い易い。
 wmvも直接読み込むことができる(遅いけど)。
 出力でwmvは無理なので一度mpegで出力してから、wmvにする必要がある。
 単に動画の一部を切り取って新しいファイルにするだけならこれでOKそう。

ubuntu ftp小ネタ

gnomeで

場所>サーバへ接続

FTP(ログイン有り)を選択し、

サーバ名:hogehoge.com
ポート番号:(なしでもOK)
フォルダ:(なしでもOK)
ユーザ名:hogehoge
接続で使用する名前:hogehoge(これはメニューリストにでてくる名前 適当にわかりやすい名前で)

これで、接続してパスワードを入力すると、まるで自分のローカルフォルダのようにFTPサイトのデータを扱うことができます。

ちなみに、Nautilus(ファイルブラウザ)の上にある「場所」ってところに

ftp://username@hogehoge.com

って入力してもOKです。

以前の記事で松本さんがnautilusでD&Dできると言ってくれてたのはこのことだったのかな・・・
やはりfireFTPとgFTPではD&Dはできなかったしorz

ubuntu小ネタ 自動起動、デスクトップアイコン、history、コマンド、linuxのディレクトリ

・アプリケーションのスタートアップ(自動起動)を設定
 システム>設定>セッション>自動起動するプログラム に追加

・デスクトップアイコンの設定
$ gconf-editor
「apps」→「nautilus」→「desktop」で?visibleを設定

・コマンド
history
 実行したコマンドの履歴。後からやったことを確認するのにも便利。

・Linuxの各ディレクトリの話。
各ディレクトリの役割を知ろう(ルートディレクトリ編)(1/2)

ubuntuでウェブサイトを作る aptana quanta

ウェブサイトを作る、というものの私が必要なものはDreamweaverのような仰々しいものではなく、WindowsのEzHTMLのようなHTML・PHP・CGI・Javascriptのコーディングをちょっとだけ手助けしてくれるような、そんなツールです。

とりあえず、色々調べてみた結果、候補は以下の3つ。結果的にはgeditとquantaを使っていく予定です。
aptanaは動作が安定したら・・・。

 ・gedit
 ・quanta
 ・aptana

geditはそのまんまなので、まず、quanta。

■quanta
quantaのインストールは、アプリケーション>追加と削除 から探せばあります。
quantaは、WYSIWYGな編集もできるウェブサイト管理ツールで、ホームページビルダーって感じでしょうか。
コード補完も軽快で、CVSとの連系やら機能は非常に多機能です。
しかし、WYSIWYGな部分で日本語が使えませんorz 日本語はやはり鬼門なんですかねー。。。
どのアプリケーションもUTF8のおかげで表示されるには表示されるけど動作がやっぱりおかしいよなー・・・。
ただ、それ以外に関してはプレビューも軽いし、補完や補助が気持ちよいし、quantaからFTPでアップロードできるし大体のことには満足。

@色々試してて覚えた小ネタ
・sjisのファイルに関して
 ・プロジェクトを作成して文字コードをs-jisにすればちゃんと表示してくれる。
 ・Tools>Eoncording で選択すればOK

・文字を折り返ししたくない
 Settings>ConfigureEditor>Appearance>Word Wrap>Dynamic word wrap を off
 探せばわかるがQuantaは選ぶところ多すぎて見つけにくい・・・w

■aptana
 HTML/javascriptをメインで扱えるエディタ
 Dreamweaver並の機能があるとかなんとか。

 ・Dreamweaverの代わりになるフリーソフト「Aptana」 – GIGAZINE

・aptanaIDEインストール
 http://www.aptana.com/
 公式サイトからLinux版を持ってきて解凍すればOK
 aptanaってやつを起動すれば動きます。
 ただ、??.phpのファイルをプレビューすると落ちるorz
 ちなみに日本語表示あり。

・aptana for eclipse
1.まずはeclipseをインストール
sudo apt-get install eclipse

2.Help > software updates > install/update で search for new features to install で 「New Remote Site..」を選択
name: aptana
url:http://update.aptana.com/install/3.2/
でOK、でFinish

3.検索結果にaptanaが表示されるので、チェックを入れてNext、規約を確認してFinish インストールが始まる。
途中でなんか言われたらInstall ALL。
終わるとeclipseをリスタしますか、といわれるのでリスタ。

4.起動すると右上の「Java」の左のところを押すとaptanaがあるので、選ぶとaptanaが動く。
aptanaIDEと差はない。
ちなみに、これでもphpをプレビューすると落ちるorz
javaが悪いのだろうかaptanaだろうか・・・。

ちなみにaptanaIDEの方が動作は早い感じ。余計なものがないからかな。
eclipseだと他にphp開発環境も導入できるので、それも使う予定ならeclipseを入れておくとよいです。

・aptanaの使用感
 phpの記述がなくても拡張子がphpだと落ちるので手持ちのファイルが全然編集できずaptanaの利用感もなにもないのだが、ぱっと見ただけでは私の利用ケースではquantaの方があってる気がした。
 もともとaptanaはjavascriptの方がメインぽいし。
 htmlとcssで簡単にサイトを作るくらいなら QuantaでOKかな。
 javascriptで何か作るときにまた使ってみよう。

MTU?RWIN?ネットの高速化?

ネットの接続速度に関して、うちは函館なので東京に比べれば多少遅いと思ってはいたが、案の定やっぱり遅いみたいだ。
特にRWindowだかなんだかを大きくしないとまともな速度がでないとかなんとか。
というわけで、うそかほんとかやってみた。

Windowsの場合、それっぽいツールがあり、MTUとRwinを設定できたりするが、Linuxではコマンドなどで設定できる。

まずはMTU。ubuntuではMTUの初期値は1500みたい。
設定を変えるには、

sudo ifconfig eth0 mtu 1454

とします。

(デフォルト)
sudo ifconfig eth0 mtu 1500
下り:15.62Mbps
上り:2.87Mbps

sudo ifconfig eth0 mtu 1454
下り:14.74Mbps
上り:3.2Mbps

sudo ifconfig eth0 mtu 1438
下り:15.22Mbps
上り:3.54Mbps

どれも誤差の範囲内でしょうね・・・orz

で、RWinの設定もやってみようと思ったがちょっとめんどう。

route del default gw 192.168.0.1
route add default gw 192.168.0.1 window 65535

これがたぶん一応Windowサイズなんだと思われるが、

route add default gw 192.168.0.1 mss 50000

このようにmmsを設定すると、RWinが増えていた。
(ネットワーク設定確認は→ http://www.speedguide.net/analyzer.php)

RWinは増えていたのだが、速度はたいして変わらない・・・。
なんでも、/proc/sys/net/ipv4/tcp_rmemの値も大きくするといいみたい。
しかしこれを変えても変わらない・・・。

ルータが何かしてるのですかねぇ・・・。

というわけで、これ以上深入りするとむしろ遅くなりそうなので諦めておきました。
触らぬ神に祟りなし・・・と・・・。

参考:
■Linuxチューニング
? @IT:/procによるLinuxチューニング [後編](3/4) <http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/proctune/proctune02c.html>
? 【No.3120】のスレッドすべての記事 <http://www.yamasita.jp/BBS/3120.html>

■データ転送速度計測
上下:http://www.musen-lan.com/speed/
上下:http://www.bspeedtest.jp/

■ネットワーク設定確認
http://www.speedguide.net/analyzer.php

picasa

画像は多々あるが、自分で撮ったような写真は少なく、日付などで整理するより、フォルダまたはタグで整理したい私には余り使い勝手はよくないが、縮小表示がわりときれいなのでスライドショーに使ったりしていました。Windowsでは。。。

■インストール手順。
 googleのサイトからダウンロードしてもいいけど、どうやらリポジトリがあるらしい。

・リポジトリの追加と鍵取得
sudo gedit /etc/apt/sources.list
これを追加 → deb http://dl.google.com/linux/deb/ stable non-free

sudo wget -q https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub -O- | sudo apt-key add –

・インストール
sudo apt-get update
sudo apt-get install picasa

・Windows版はフォルダ構成でソートできたけど、Linux版はできない??

単に画像を見て選ぶだけなら標準のファイラーの縮小表示でもいいかなー、なんて思っちゃいました。

CDドライブが開かない! iBook(ppc)にLinuxをインストールして困ったこと

タイトルの通り、iBookの場合、F12あたりを長押しすることでCD/DVDドライブが開いていたので、ドライブを開く(イジェクトする)ことができないのですよ。

ちなみに下のコマンドで開いてくれます。

eject -r

簡単ですね・・・。
っていうメモでした。はい。。。

ちなみに、数年前にiBookを買ったのはいいのですが、ぜーんぜん使わない。
メモリも少ないしCPUもしょぼいし、あっても無駄ってことで、Linux入れて遊ぶことにしました。
最初は昔自宅サーバー用に遊んでいたVineLinuxのppc版を入れてましたが、他のディストリも触ってみようかなーということで、今はUbuntu入れて遊んでます。
ただ、正直なところ、ppc対応なものが少なくて困りもの(っД`)
Youtubeとかニコニコとか見れるだけでいいと思ってたけど、Flashプラグインがきつい・・・。・゜・(ノω;`)・゜・