サーバー構築(Vine Linux 3.2)

この「planset.dip.jp」に繋がっているサーバーは、以前はWindows2000サーバーを利用していたのですが、Windows2000ってそもそもアレだし、いまいち信頼がおけないので、勉強も兼ねて流行のLinuxでサーバーを構築することにしました。
目的は、MovableTypeを利用したブログを「planset.dip.jp」で公開することです。
インストールするLinuxのディストリビューション(っていうのかな?)は、CD-ROM一枚に収まり日本語環境も割としっかりしているらしいVineLinux 3.2にしました。

簡単に「インストール~簡単なサーバー構築」までを書きますと、この一言に尽きます。

このサイト様を見て!!(ナ



Homeserver on Vine Linux – Vine Linuxで自宅サーバーを作ろう

今まで生きてきた中でこんなにもすんなりとLinuxをインストールできたのは初でした。。
しかも、やりたかった「MovableType」のことまで網羅されてる!。・゚・(ノД`)・゚・。
もう涙で画面が見えずエラーに気がつかない有様です。
もし今まで「Linuxインストールしても設定うまくいかなくて全然だめだったよぉ」って人がいたら、今すぐこのページを見てインストールしてみましょう!
きっと同じ感動を味わえることでしょうw

これでめでたくインストール終了です。

というわけにもいきませんでした
このような神サイトを作ってくださった神でも、私のようなドアホゥのやることまでは把握できなかったのかもしれません。
せっかく丁寧に書いて頂いているのに動作しないところがいくつか・・・。

そこで、私並みのドアホゥは少ないかもしれませんが、自分のためにもいくつか躓いた点などまとめておきます。
主に本当にドアホウなことで時間をとりました・・・。

イーサネット(ethernet)

実は過去に何度もLinuxを導入しようと試みたことがありました。
しかし、その試みは毎度こいつに阻まれ導入が成功することはありませんでした。
それが、イーサネット!!
今回も「apt-get update」をやろうとしたら、ネットに繋がってないことが判明!

今回もここで終わりか・・・

と思いながらifconfigなどでネットワークの情報?を調べてドライバがあってるかなど確認しましたが・・・なんと本当に起動してなかっただけのようで、eth0を起動(有効?)にしたら繋がりました。。。
なんで起動してないんだよぅブツブツ・・・

Courier-IMAPの起動(POP3受信がうまくいかない!?)

インストールすると、自動起動設定までちゃんとやってくれていてハッピーなことこの上ないのですが、それはLinuxを起動したときに起動するのであって、インストールした際に起動しているわけではないのです。
当たり前ですが起動しないと動きませんorz

/etc/rc.d/init.d/courier-imap start
/etc/rc.d/init.d/courier-authlib start

私は下の「courier-authlib」の起動を行わず、POP3受信できねーと一夜を過ごしました。。。

Hostname

Sambaを導入する際にWin側で見えるホストネームを変えようと、
「/etc/sysconfig/networkのHostnameの行」
を編集したのですが、実はここだけを変更すると設定の不一致が起きてしまいます(proftpdあたりを再起動すればおきるかな?)。

分かってる人には当たり前なのかもしれませんが、もう調べに調べまくったです。。。
まず、何のエラーでダメなのかさっぱりわからないw
まぁ、「Hostnameがうんたらかんたら・・・」ってでたら、

/etc/hosts

の中身と

/etc/sysconfig/network

の中身を比べてみましょう。
networkに書かれているホストネームが、hostsに書かれていなければ、Linuxさんはホストネームを解釈してはくれません。

PHPのインストール

一番上で紹介した「Homeserver on Vine Linux」では、PHPのインストールについて書かれていません。
私はMovableTypeでPHPを利用しようと思っていたので、PHPもインストールすることにしました。

とりあえず、インストールは簡単です。

apt-get update
apt-get install php5 php5-apache php5-pear

これだけ。apt-get便利ですね。
詳しい説明は「VINE MEMO」さんがちょーーーーーーーーーー参考になりました。
もう、他人様のサイトばかりですが、今回書いた2つのサイト様は全部ローカルに保存しておきたいくらいのありがたさ。・゚・(ノД`)・゚・。
くじけずインストールできたのは皆様のおかげです。感謝。

参考にしたサイト

VineLinux自体をインストール・設定するのは上でも書いてる2つのサイト様でほとんどOKでした。
本当に分かりやすく書いてるので、今まで「Linuxなんてムリポorz」だった人もチャレンジしてみましょー!

NiceLink For MT

MovableTypeを利用しようと色々探しているとき、とある便利そうなツールを発見しました。

FireFoxの拡張機能の「Greasemonkey」のスクリプトである「はてなダイアリー用 NiceLink」(nazokingをMovableType用に修正した「NiceLink for MT」(AUSGANG SOFTっていうちょー便利そうで今までMovableTypeで記事なんて書いたことないけどこんな機能使えるなら明日から・・・いや今すぐMovableTypeで記事書くもんっ、となりかねないやつです。たぶん。

まず、NiceLinkとNiceLink For MTで何ができるかというと。

  • 記事の編集中に、言葉を選択して「Nice」ボタンを押すと、googleの検索結果一覧が表示され、一覧から選択するだけでリンクを挿入することができます(下図参照)。
  • 同様に、自分のブログ内から検索してリンクを挿入することができます。
  • はてなダイアリーIDを設定すると、はてなダイアリーから検索してリンクを挿入することができます。
  • アマゾンのアソシエイトIDを設定すると、アマゾンのアフィリエイトリンクを挿入することができます。

nicelink_image.jpg(39822 byte)

詳しくはAUSGANG SOFTさんがFlashで分かりやすく説明されています!

かな~り便利そうなツールですが、私の環境(「Firefox 1.5」+「Greasemonkey 0.6.4」+「MovableType 3.2-ja-2」)に導入してみたら・・・動きませんでした・・・(w_-;

しかしながら、nazokingさんのスクリプトでは「Greasemonkey 0.6.4対応」となっているので、きっと動くはず・・・
そう思って、試しにはてなダイアリーのID取ってNiceLinkを使ってみると・・・動く!!
ということは、NiceLink For MTの方もどこかしら修正すれば動くんじゃないのかなぁ、と思っていじってみました。

で、これができあがったスクリプト
 動作確認環境:Firefox 1.5、Greasemonkey 0.6.4、MovableType 3.2-ja-2

nicelinkformovabletype_for_GM064.user.js

インストール方法

  1. Firefoxをインストールする。
  2. Greasemonkeyをインストールする。
  3. Firefoxでこのページを開き、「nicelinkformovabletype_for_GM064.user.js」を右クリックして「Install User Script…」でインストールする。
  4. 「ツール」→「Manage User Scripts」でインストールしたやつの「induded pages」のmt.cgiのアドレスを自分の環境に合わせて設定する。

これで、MovableTypeのエントリー作成画面を表示すると新しいボタンが追加されているはずです。

「はてなダイアリー検索」と「アマゾンのアフィリエイトリンクの挿入」をしたい場合には、「ツール」→「Manage User Scripts」から編集したいスクリプトを選んで「edit」を押して、スクリプトの初めの方にある「var HatenaId = ”;」と「var AmazonId = ”;」の”の間にそれぞれのIDを設定すると使えます(たぶん)。

実は私の環境だと、「edit」ボタンを押しても反応がないです(ノД`)シクシク
同じ症状の方がいたら、一度スクリプトを自分のPCに保存してから、メモ帳などで開いて編集して保存し、Firefoxにドラッグ&ドロップで入れてあげると、上に変なバーがでてきて「インストールしやがりますか?」と聞いてくるので「Install」ボタンを押してあげればインストールできると思います。

ちなみに、私はjavascriptもcssも全然知らないので、このスクリプトの中身を全部把握して修正してるわけじゃないです。
私の環境以外では動作がヤバイかもしれませんので、試してみる方はお気をつけて・・・m(。_。;))m ペコペコ…

で。せっかくの機能を使わないのもアレなので、とりあえず一つアフィリリンクをw

  1. 「アジアスケッチ」と編集画面に入力する。
  2. 「アジアスケッチ」の文字を選択して、「Amz」ボタンを押す。
  3. 一覧がでてくるので(これだと一つしかでてこないです)好きなのを選択する(今回は、一番左の画像付のリンクを選択)。
  4. リンクのコードが編集画面に挿入される。

で、完成したのが下のリンクです。わーい楽チン。

アジアスケッチ―目撃される文明・宗教・民族