さて今日からとにかくpebbleの記事を書きます。
ゴミみたいな記事が含まれる可能性高いですが、ちょっとでも函館近郊のpebbleを持っている人に引っ掛けるためにね!
というわけで、今日はその1回目。
pebbleってどんなもの?ということでpebbleの紹介です。
## pebbleって何?
pebbleはスマートウォッチと呼ばれる多機能な腕時計です。
値段は15099米ドルで、話題のAppleWatchに比べるとかなりお手頃感があります。
(2014/10/1に値段が下がった!)
時計はデジタル表示で、液晶にはEインクディスプレイを使用しています。
pebbleストア(注1)に登録されている時計をダウンロードすることで好きな時計を表示することができます。
また、時計だけではなく「アプリ」を使うことができます。
pebbleのボタンを使ったアプリや、加速度センサを使ったアプリ、親機となるiPhone/Android端末のGPSやインターネット接続を利用したアプリを作ることができます。
注1:iOSのAppストアやAndroidのGooglePlayストアからアプリをダウンロードするように、pebbleストアから時計やアプリをダウンロードすることが出来ます。
開発者は時計やアプリをpebblesストアに登録することで全世界に向けて公開することができます。
どんなことができるの?
音楽の操作(標準機能)
iPhoneやAndroid端末の音楽再生を操作できます。
通常時は向かって右の上のボタンから、1つ前の曲の(または曲の最初から)再生、再生/一時停止、次の曲の再生、となっています。
再生/一時停止ボタンを長押しすると、上と下のボタンのアイコンが変わり、音量の操作ができるようになります。
スマートフォンをカバンやポケットに閉まっているとき、曲を操作する場合に便利です。
あと、うちの子供は私のpebbleを持って行って、知らないうちに音楽を再生させて私をビビらせてきます(´・ω・`)
通知(標準機能)
iPhoneやAndroid端末の通知をpebbleで受け取ることができます。
通知を受け取ると時計全面に通知の内容(概要)が表示され、バイブレーションでユーザーに知らせます。
通知はpebbleのメニューのNotificationsから過去の通知を確認することができます。
ただ、pebble自体の制限で日本語が表示できないので写真のように文字が四角になってしまいます(みんな豆腐って言ってます)。日本語を表示させる方法はあるので、別途紹介します。
アラーム(標準機能)
よくあるスヌーズ機能付きのアラームです。バイブレーションで教えてくれます。
色々な時計とアプリを使うことができます。
ユーザーが時計を開発することができ、それを公開するストアがあるため、世界中の人が作った時計を使うことができます。
次のスクリーンショットはpebbleストアにある時計(watchface)のダウンロードページです。
他にも、www.mypebblefaces.com にも沢山公開されています。
次のスクリーンショットはアプリです。
スポーツ、ツール、ゲームなど色々なアプリが公開されていて、ダウンロードすることで自分のpebbleで利用することができます。
時計やアプリに関する紹介などはまた別の記事でしていきたいと思います。
充電を気にせず使えるただ一つのスマートウォッチ(・_・)
現在発売されているスマートウォッチは充電が1〜2日しか持ちません(もちろんその分カラー表示だったり、タッチパネルだったりするわけですが)。
pebbleはすごいディスプレイやすごいセンサーが搭載されてはいませんが、必要最低限の機能かつ省電力にこだわっているため、充電してから5-7日使えます(と書かれています)。
実際に使用していても普通に使っている分には5日は間違いなく大丈夫です。
5気圧耐水が結構よい(私の感想)
生活をする上で水を気にしなくてよいですが、更に雨の中、海や温泉でも気にしなくて良いのでかなり楽です。
頻繁にアップデートがある
ファームウェアのアップデートをそこそこの頻度でしてくれます。
先日もファームウェアver2.5が配信され、通知をpebbleで消せるようになり、絵文字を表示できるようになり、e-Compassが使えるようになりました。
(でもまだ日本語は表示できない・・・)
pebbleの種類
pebbleは現在大きく分けて2種類販売されています。
1つが普通のpebbleで、もう1つがちょっとおしゃれなPebbleSteelです。
pebble
- 普通のpebble
- オレンジ、赤(チェリーレッド)、黒(ジェット・ブラック)、白(アークティックホワイト)、グレイ、フレッシュな緑・フレッシュなピンク・フレッシュな青
Pebble Steel
- ちょっとオシャレなpebble
- 中身はpebbleと同じ(だと思う)
普通のpebble 技術仕様
- 大きさ:52mm×36mm×11.5mm
- おもさ:38g
- バンドは交換可能 幅22mm
-
対応端末
- iPhone 3GS以降、iPod touch、iPad、iOS 5以降
- Android 2.3以降
ディスプレイ
- 1.26インチ, 144×168ドット、インクディスプレイ(メモリ液晶)
- LEDバックライト
通信
- Bluethoot 4.0
センサー
- 加速度センサ
- 電子コンパス(firmware 2.5から可能?
- 環境光センサ
プロセッサ&ソフトウェア
- プロセッサ:ARM Cortex-M3, up to 80MHz
- OS:Pebble OS
バッテリー
- リチウムイオンポリマーバッテリ
- バッテリ持続期間 5-7日
- 充電はマグネットでカチャと接続する独自のUSBケーブル
言語
- 英語
- 文字セット:Unicode、Basic LatinとLatin-1
- Unicodeにはなっているがメモリの制限で一部しか搭載されていない。
耐水と必要な環境
- 5気圧耐水
- 湿度5%-95% 結露しないこと
- 最大動作高度 3,000m
Pebble Steel 技術仕様
基本はpebbleと一緒です。違いは、材質、重さ、バンドとなります。
(私は見たことがないのでよくわかっていません)
- 大きさ:46mm×34mm×10.5mm
- おもさ:56g
時計やアプリの開発
pebbleでは時計やアプリをユーザーが開発することができます。
アナログ時計やデジタル時計だけでなく、天気や株価などを一緒に表示させることができます。
私は札幌の地下鉄の次の発車時刻を表示するアプリを作って自分で使ったりしています。
開発環境は、WindowsでもMacでもLinuxでも、cloudpebbleというウェブサービスを使うことで、ブラウザで開発することができ、開発環境の準備が必要ありません。
(SDKをインストールしてローカルPCで開発することも可能ですが、Windowsの場合には仮想マシンを用意してそこで開発にすることになります。)
ただ、時計やアプリはCを使ってプログラムを作る必要があります。
今までプログラミングをしたことがない人には敷居が高いかもしれませんが、simply.jsやpebble.jsといったJavaScriptでアプリを書けるような仕組みもあります。
また、時計を作るだけなら Watchface Generator for Pebble – by Paul Rode という便利なサービスがあり、プログラムを一切することなく時計を作ることができます。
開発については別途記事にまとめていきます。
告知
2014/10/26(日)に函館でpebbleの勉強会やります!
もし近郊でpebbleを持っている人、pebbleに興味がある人がいたら遊びに来てくださいー。
人が集まる気がしないので、勉強会というよりはやろうと思っている2人でもくもく作業できればいいかなーと思っています。
興味のある方が来られた場合には、pebbleについての説明をさせてもらって、実機を触ってもらえれば良いかなーと思っています。